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ダルビッシュ、来季契約「最初で最後のFA」か 地元テキサスは物議、代理人・団野村氏を直撃 [スポーツ]

今季が6年契約の最終年のレンジャーズ・ダルビッシュ有投手(30)。その去就は全米注目の的になっている。米メディアはレ軍残留の場合、年俸3000万ドル(約32億7000万円)の6年契約程度になると予測。地元テキサスでは賛辞と“不要論”の両方が噴出し物議を醸している。今季終了後FAとなれば、空前の争奪戦となることは必至。帰国中のダルビッシュの代理人、団野村氏(59)に契約問題を直撃した。団氏は、ダルビッシュが13日(日本時間14日)のエンゼルス戦で今季初勝利を挙げたのを見届けてから帰国した。

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 --ダルビッシュとレンジャーズの再契約交渉は進んでいるのか

 「何もありません。こちらから動くことはない。シーズンが始まっているので、本人は野球に集中しないといけない。チームを勝たせ、ワールドシリーズ出場を目指すことが一番大切なので」

 --シーズン中に契約延長が決まる可能性は

 「今のところはないし、こちらからそれをするつもりはありません。(レンジャーズからの)話は当然聞きますけど」

 --米メディアは年俸30億円を超えるとも報じている

 「それは市場が決めることなので、こちらからとやかく言う問題ではないです」

 --レンジャーズへ要望は

 「特にないです。あとは球団がどれだけ本人を残したいか。今は契約の話をしても集中できない。だから(今シーズンが)終わってからだと思いますよ」

 --となると、シーズン終了後にFAになり、大争奪戦になる

 「もしかしたら最初で最後のFAになるかもしれない。本人の得た権利ですし、シーズン中に契約しなくても、FAになってからでも遅くない」

 --シーズン中に契約を延長するメリットは…

 「何もないと思います。(早く契約できて)安心感はあるとは思いますけど。シーズンに入ったら選手は野球に集中しているので、契約がどうこうという話をしたら、雑音になってしまう。終わるまで野球に集中した方がいい」

 --昨年までの5年間で46勝30敗、防御率3・29。2年目の2013年には最多奪三振のタイトルを獲得した。15年は右肘の手術で棒に振ったが、ここまでをどうみる

 「頑張ってこれたんじゃないですか。ケガをして1年間出られなかったけど、ちゃんとチームの勝利に貢献しています。数字もいい」

 --今季の成績によって、来季以降の契約内容は変わってくる

 「今年はいろんな意味で勝負の年だと思います。復帰して去年は半分しか投げていない(5月28日に初登板)。FAでなかったとしても、今年成績を残すか残さないかは、野球人生において重要だと思います」

団氏はこの直撃インタビューの中で、何度か「市場」という言葉を使った。

 実はメジャーの今季オフは、FAとなる超大物投手が少ない。7年契約の4年目のヤンキース・田中将大投手が自らオプトアウト(契約破棄)の権利を行使してFAになるようなことがあれば別だが、今オフの“FA市場”では、ダルビッシュに需要が集まり、相対的に値段が高騰する見通しなのだ。

 そんな中、ダルビッシュは今月3日(日本時間4日)のインディアンス戦で初の開幕投手を務め、6回1/3、4失点。勝利投手の権利を持って降板したが、救援陣が追いつかれ初白星を逃した。すると、テキサス州の地元紙フォートワース・スター・テレグラムは「ダルビッシュをトレードすべきだ」との刺激的な見出しを掲げた。味方が得点した直後に2度失点した内容に不満を表し、「有はプレーオフに導ける優秀な投手だが、ワールドシリーズは無理」。本気で世界一を目指すなら、複数の有望な若手との交換トレードが現実的だと主張したのだ。

 ダラス・モーニング・ニュースも「6年間で(総額)1億8000万ドル(約196億2000万円)の価値はあるのか。議論の余地がある」と疑問を呈した。

 しかし、エンゼルス戦で7回無失点10奪三振の快投を演じ初勝利を挙げると一転、地元紙は「これこそダルビッシュだ」などと絶賛した。

 団氏が言うように、来季から再び長期契約を結べば、ダルビッシュにとって「最初で最後のFA」になるかもしれない。それだけに、今後も賛辞と批判が入り乱れ、メジャー30球団を相手に虚々実々の駆け引きが行われそうだが、タフネゴシエーターの団氏は一歩も引くつもりはない。 スポンサーリンク

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